オーストラリア到着の日

1日目(2月28日)/Auckland→Sydney

ニュージーランドからオーストラリアへ

タクシーに乗りAuckland international airportへ向かう。
チェックインカウンターに並ぶ。1個あたりの制限重量32kgぎりぎりのスーツケースをはかりにのせる。キャリーを加えると、おまけを含んだ1人あたりの制限持ち込み重量30kgをゆうに突破してしまうので、びくびくしていたが、不問のまま通過した。

チェックイン後、帰国カウンター近くのマクドナルドで昼食をとる。いろんな人がいるので、荷物には細心の注意を払う。前日から用意しておいたペットボトルの氷水がなかなか溶けないので飲みづらく、とても喉が渇く。

ボーディングパスを見ると、禁煙席の表示が出ていたので、再度カウンターに行き席の変更を求める。あいにく、全席禁煙なので諦め、出国税支払いのためBNZ Bankへ。
出国税$20は、今まで使い残していた小銭で支払う。ここぞとばかりに、ありったけの小銭をかき集めて差し出すと、カウンターの人も、慣れているのか呆れずにちゃんと数えてくれた。

空港内を移動中、スーツケースやかばんを傷つけないように、ビニールのカバーをして風船の中に密封するような感じのサービスがあった。ちなみにスーツケースの梱包料金は$5。

2階の免税店へ。オーストラリアへ無税で持ち込めるたばこは、1人あたり250本のはずなのに、免税店の人が200本までだと言って売ってくれない。事前に、ガイドブック等で入念なチェックをしてあったので、自分に間違いはないと確信していたが、仕方がないので2人分の2カートンを買う。
待合いロビーでは、テレビでニュージーランドの光景が次々に映し出されている。Kaikoura、Milford Soundなど今まで旅をしてきた箇所の風景が、次々に映し出される。とても懐かしい。

出国審査

ついに出国審査へ。行列が続いていたが、あっと言う間に自分の番になる。時間を勘違いしていて慌てるが、30分以上余裕があることを知り、ウインドウショッピングをする。
免税店内で、同じ便の人のボーディングパスを見つけ、店員に届ける。なぜかカウンターまで持っていってくれと頼まれる。「店員の仕事じゃないの?」と思いながらも、チェックインゲートのカウンターまで持っていく。スチュワーデスにチケットを渡すと、ちょうど探していた所だったと言う。
さらに進むと、搭乗ゲートが見える。はじめてニュージーランドに着いたときに乗り継ぎのために立ち寄ったあの場所だ。思えば、この長旅はここから始まったのだ。

離陸10分前になりようやく乗り込みが始まる。ファーストクラスの人、乳児を連れた人から最初に乗り込み、次に一般客の搭乗。席は、運悪く、真ん中のスクリーンの目の前の席。事前に言い忘れていたからとはいえ、残念だ。
席に着くと、あっと言う間に動き出す。スチュワーデスがヘッドホンを配っているにもかかわらず、飛行機は滑走路の方へ。

シドニーへの機内

いよいよ大嫌いな離陸。ひたすら無事を祈る。
しばらく経つと、スクリーン上に、車のナビゲーションシステムのような画面が写しだされ、高度、スピード、各地からの距離が映し出される。
隣は、2歳くらいの子供を連れた夫婦。いたずら好きの子供が、お父さんのビールにオレンジジュースを入れようとする。お父さんが、思わずビールを持った手動かすと、ビールが膝の上にかかってしまった。

しばらくして、機内食が出される。Thai Airwaysなのでタイ料理が出るかと期待していたが、ニュージーランド料理が出てきた。ローストポーク、Parch(白身魚)のムニエルの2種類から選べたはずなのに、やはりと言うべきかみんな肉料理を頼むので東洋人の我々は魚料理になる。

オーストラリア・シドニーへ到着

シドニーに到着。シドニーの空の玄関、Sydney Airportはとても綺麗。だが、日本的と言うか無国籍と言うか、Auckland international airportのような独特の雰囲気は感じられない。
入国審査へ行く途中見つけたCGを使った観光局のPRに驚く。日本だったら見逃すようなものだが、先進的なものとは無縁なニュージーランドで生活していたからか、とても新鮮に見える。
入国審査。食べ物を持っていたので、その旨を申告すると、「すべて乾物?」と聞くので、「その通り。」と答えると、かばんを開けられることもなく通過。本当に乾物しか持ってなかったから良いが、やはりこうやって食べ物を持ち込む人も大勢いるのだろうか。

オーストラリアへ入国・宿へ

ついに入国。宿を決めてなかったので、空港内にあるBackpacker's guideを見て片っ端から電話をかける。20件以上電話をかけるがどこも満室。3、4日続けて泊まれる所はなかなかない。1時間以上粘って、韓国人経営のCity central lodgeという所を見つける。
タクシーで、ホテルへ向かう。運転手は、アジア系の人だった。さすが、ニュージーランドとは違いいろんな人種の人が働いている。やや聞き取りにくい英語だったが、日本の車事情の話で盛り上がる。日本では何年に1回車を乗り換えるか、中古車はいくらくらいするかなどとても熱心に聞いてくる。他にも、オーストラリアの失業保険の話などで盛り上がる。なんでも、タクシーの運転手は、働きながら失業保険の給付を受けている人が結構いるそうだ。
宿に着く。築100年くらいの古い建物だ。治安が良くないシドニーらしく、ブザーを鳴らすか、宿泊者専用の鍵を持っていないとドアが開かない仕組みになっている。
ブザーを鳴らして、中へ入りチェックイン。鍵のデポジットを$20も取られる。そんなに治安が悪いのだろうか。ニュージーランドは$20のデポジットはまずあり得ない。
受け付けを済ませ、3階までの階段を、重いスーツケースを運びながら上る。
部屋は、重圧な外観とは対照的で、綺麗ではないが、キッチン付きなので楽。窓からは、車の列や建設中のビルが見える。都会であることを実感させられる。

南半球最大の歓楽街・キングスクロス

一休みの後、南半球最大の歓楽街と言われるKings Crossへ。久しぶりに見るネオンが眩しい。南半球最大の・・・という割には小さいが、長らく盛り場を目にしていなかったので雰囲気に圧倒される。

キングスクロスの街並み

日本もこうだったなぁと思う反面、ニュージーランドの平和さ、のんびりさなどの良さも見えてくる。
Take awayで2 peaces for $1のピザを買い夕食にする。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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