Movie Worldで楽しんだ日
49日目(4月16日)/Goldcoast
6時45分起床。昨日早く寝たので目覚めがよい。今日は楽しみにしていたMovie worldへ行く。その前に、まずはVisitor informationへ行き、入場料が$2安いDiscount
ticketを買う。これで入場料は$35/人だ。
Goldcoast highwayを北上しMovie Worldを目指す。同じような人が多いのか渋滞している。観光地らしく、バスが多いが、トラックなども混ざっている。日本ほどの渋滞ではないが、しばらくぶりなのでいらいらする。
ムービーワールド
9時30分過ぎ、Movie worldの駐車場に到着。もう既にたくさんの人が来ていて、入場券売り場には人が列をついている。前売り券を持っているのでそのまま入れるのかと思ったら、入場券と交換しなければならないようだ。10分くらい待たされて中に入る。
乗り物は10時からだが、既に順番待ちとなっている。さすがに日本からの観光客が多いようで、日本人の顔があちこちで見受けられる。Studio tourもBatmanのアトラクションも既に行列ができている。
ロッカーを見つけたので荷物を預ける。隣にはVisa cashというプリペイドカードのようなものが売られている。これは、$50, $100などのカードを買っておけばどこの店でも使えるというカード。これだけだと、今までのプリペイドカードと変わらないが、全ての店でこのカードが使えるようになれば便利になるということ。公衆電話などでは既に使えるそうだ。EFTPOSと比べると、いちいち買わなければならないし、落としたらそれまでというのが問題だ。Visaはいずれ世界的に導入する予定だが、まず先行的にGoldcoastで実験しているとのこと。成功するだろうか。とりあえず、我々も、今日1日で使い切れる分だけを求める。
映画のセットのような道を通り、リーサルウエポンのアトラクションへ向かう。奥まった場所にあるためか、比較的人が少ない。これはMovie
worldで最も新しいアトラクションでリーサルウエポンのカーアクションを自ら体験できる装置だそうだ。リーサルウエポンを見ていないのでさっぱり分からないが、見る限りでは単なるジェットコースターの変形版のようだ。椅子に座るのではなく、肩から上を装置で固定したジェットコースターのようだ。線路は下ではなく、上についている。
促されるまま黙って乗り込む。さすがに新しい施設だけあってぴかぴかだ。こんな立派なものがオーストラリアにあるとは信じられない。
ゆっくりと進み始める。足をつけるところがないのでスピードが出始めた途端、振り回される。上下逆転したり回転したり、とにかく振り回されるだけ振り回された。終わると乗っていたところの写真が撮られていて、希望者は買うことができるようになっていた。日本と同じだ。
続いてはポリスアカデミーのショー。開始10分くらい前に入ると、警備員が笛を吹いて客を誘導している。実は、単なる警備員ではなく実は既にアトラクションの一部となっている。棍棒を取り出したら、実はブラシだったり色々楽しませてくれる。ピーピーと笛を吹き鳴らし、誘導するかと思いきや来た客を追い返したり、被っている帽子を逆さまにしたり、カメラを取り上げて投げ捨てたりする。投げ捨てたカメラは実はダミーで、みんなは最初びっくりしたが、実は本物は反対の手に持っていた。なかなか笑わせてくれる。
ショーが始まると、可愛い司会者が出てきた。彼女が立候補者の中から任意の4人を選びボランティアとして芸のお手伝いをすることになった。中の1人がなかなかの芸達者で、みんな彼の言動や振る舞いに大笑いする。
いよいよ始まると、まずパトカーが狭い会場の中をスピンターンで現れる。さすがに慣れているのか、ゆっくり走っても停めるのが難しいような並行駐車をスピンターンで一瞬のうちに停めてしまった。後はもうドタバタ劇。銃撃戦の後、パトカーが爆発したり写真、ヘリコプターがやってきたりと迫力あるシーンが多い。ボランティアとして選ばれた1人は大活躍。高いところから突き落とされたりすっ飛ばされたりして、みんなそのたびに大騒ぎする。最後の方になって、やっと彼が普通の人ではなく役者の1人だと分かった。
昼食を食べる。久しぶりのレストランでの外食だ。いつも弁当かTake awayなのでおそらくオーストラリア旅行を始めてから最初の外食だろう。カフェテリア形式のレストランだ。スペアリブをメインにする。彼女はラザニアを食べる。
近くにいた日本人の女の子はPotatoを頼むとき、思い切りカタカナ英語で"ポテト"と頼んだら、店員がすぐに"ポテイトオッ?"と聞き返していたのを聞き、笑いそうになった。さすがに観光地だから多少語学力に問題があってもすぐに通じる。
レジで2人合計で$24程度をVisa cashで支払う。店の人はVisa cashの機械はEFTPOSと比べて遅いと言っていた。不思議だ。ただテレホンカードと同じように新しいデータを入れればいいだけだから、いちいち銀行と通信するEFTPOSより遅くなるはずがない。改善の余地がありそうだ。
BBQ sauceのスペアリブは思ったよりおいしい。日本でも食べたことがなかったので新鮮だ。
一服後、Animal showを見る。ポニーがなかなか芸をしないのを見た司会者が、ぽんぽん叩いているのを見て可哀想になったので、最後まで見ずにその場を離れる。
次は、Looney tune studio tourだ。何が何か分からないまま、ただ彼女に連れられて歩く。最初映像を見た後、ボートのような乗り物に乗る。下は水だ。ディズニーランドにも似たようなアトラクションがあったような気がする。暗い中を船が進むといろいろな仕掛けがある。下がっていったかと思うと、最後はレールに乗り急上昇してゴール。
続いてはBatmanの乗り物、Marvelick illusion showというショーの後、スタジオ見学ツアーへ行く。日本語ツアーもあったようだが、Packed tour onlyだというので3時30分からのRegular tourに参加する。小さな電車のような乗り物に乗りスタジオへ。車長がすごく長いにもかかわらず、運転手はすいすいと運転しスタジオへ。音声のアフレコや特殊効果、合成などの仕組みを見学する。これらの効果が実際にどのように撮影されているか、体験や見学を通して感じることができる。最初は、合成の仕組みのコーナー。青いスクリーンをバックにスーパーマンの格好をして飛んでいるふりをすると、画面には空を飛んでいるスーパーマンが現れた。
次は、リーサルウエポンのワンシーンを利用しての音声のコーナー。音は、いろいろな道具を利用して人工的に出している。ドアをノックする音、ドアを開ける音、銃声、ガラスの割れる音、ジャボーンと人が水に落ちる音、これらの音が1つ1つ道具を使ってつくられている。見学者代表が、映像に出た番号にあわせて道具を使い音を鳴らすが、やはり素人ではなかなかタイミング良く音を出すことができない。
次はメンフィスベルの飛行機。模型を利用して飛行機からのシーンを撮影していることを説明してもらう。
続いては、グレムリンワールドという映像を利用したエンターテイメント。グレムリンがWarner Brothersに潜入しフィルムをバラバラにしてまき散らしたり好き勝手している。中にはフラダンスの映像を見ながらフラダンスの格好をして踊っているグレムリンもいる。大いに笑わされた。
外へ出ると、時計はもう5時10分前を指している。時間的に次の乗り物は乗れない。疲れが出てきたこともあり、これで終わりとする。オーストラリアにしてはずいぶん立派なテーマパークだった。これなら日本人好みだ。日本からの観光客も満足して帰っていくだろう。
昼食のスペアリブに味をしめ、作ってみる
帰りは、Pacific highwayを通り帰る。Australian Fairで買い物をする。昼食に食べたスペアリブがおいしかったので買って帰る。
On site vanの中でスペアリブを焼き始めると強烈な臭いが立ちこめる。脂身が多いので少しは心配していたが、オーストラリアの豚肉らしいすごい臭いだ。レストランのものは特別仕様のようだ。