お土産物屋回りの日

47日目(4月14日)/Brisbane→Goldcoast

Brisbaneを朝9時30分頃出発する。寄り道をせずにGoldcoastへ向かう。途中50台ほどのバイクの大集団に会う。
Goldcaostという地名は不思議だ。かねてから思っていたのだがGoldcoastという都市はあるのだろうか。地図を見てもそのような地名はない。
そのGoldcoastに到着するまでに彼女の説明のおかげでようやく理解する。この辺り一帯を総称してGoldcoastと呼んでいるだけだそうだ。考えても見れば、日本にも関東という都市はなくてもその地域一帯を総じてそう呼んでいる。

目的のMiami caravan parkの手前でSouthport caravan parkというCaravan parkを見つけたので、様子をうかがう。とりあえず、中を見せてもらう。1番安いOn site vanは$30/泊。ちゃんと網戸もあり鍵もかかり、わりと綺麗なのでこの宿に決める。Receptionのお姉さんはとても愛想のいい人だ。 Goldcoastの観光地、お店のガイドなどが入った袋をもらいCheck in。早い時間であるにもかかわらず部屋に入ることができたので大助かりだ。荷物を降ろして街へ向かう。

Australian fairという大きな白い建物を見つける。6階建ての大きなShopping centreだ。駐車場は主に屋内となっている。Coles, Woolworth等の馴染みの店はもちろん、雑貨屋、洋服屋等たくさんの店が入っている。おしゃれなパン屋でンを買う。わりと日本のものに近い繊細なパンなので楽しみだ。

宿に戻りOn site vanで昼食をとる。先程買ったパンはかなり甘いがわりとおいしい。
午後からはいよいよSurfer's paradiseへ向かう。名前から推察するに波が高いのだろう。もしかしたら泳ぐのには向いていないかもしれない。ズボンの下に水着を着て、出発。宿の前の道を真っ直ぐ向かうと10分程で、インディーカー選手権でコースとなっている道に入る。レースで使われている道を自分で走るのはおもしろい。

彼女と喧嘩

車をビーチの近くへ向かわせる。Esplanadeというビーチのすぐ隣の道で空いた駐車スペースを見つける。少し前にセリカのオープンカーが停まっているが、構わず駐車する。前のセリカがバックしてきて怒りながら"ここに停めようと思って待っていた。"そんなこと言われても困るので日本語で言い返すと、捨てぜりふをはき去っていった。不快だ。
泳ごうと思い彼女を誘うと、水着を持っていないと言う。何故持っていないか、持ってこい、通し問答になる。
彼女が街の方へ歩き出したのでやむなくついて行く。気分は悪い。先程セリカに文句を言われたこともあり、非常に不愉快だ。今度は彼女のかけているメガネが格好悪いということで喧嘩になる。
結局、海は諦め、明日泳ぐことにして街を見ることにする。

ゴールドコーストのお土産物屋を見てまわる

Pacific centre, Duty free shoppersなどお土産物屋、ブランド品の店を見て回る。彼女の口紅選びにもつきあうがよい物は見つからなかった。
街の中はお土産物屋で溢れている。どの建物も店ばかりだ。だが、HawaiiのWaikikiと比べると、やはり店の数は少ない。ホテルの数もそうだ。 Hawaiiの方が断然ホテルが多い。こちらの方が土地があり、建物が分散しているからそう見えるのかもしれない。
彼女は、Cairnsと同Goldcoastも2回目だ。以前に来たときと比べて綺麗になっていると言う。
Ken Doneの店へ入る。彼の絵は一見誰にでも描けそうだが、なかなか素敵だ。額に入った絵を買っても飾るスペースがないので、T-shirtsでも買ってハンガーに吊して壁に掛けるのも悪くないような気もする。だが、相も変わらず先立つものがない。中には$6000もするという高価な絵も飾られている

本当にお土産物屋が多い。雑誌やオーストラリアの日本語のFree paperに広告が掲載されている店もここにはある。その中でも広告が最も妖しいErika Minamiのオパールファンタジーという店を探す。地図を見てその場所に行くと、何故か店は中国系の店になっていた。
他にも広告に載っていた店をいくつか回るが、高級そうな広告を出しておきながら実は勧誘が激しく下品な店だったりとかしておもしろい

それにしても、その勧誘がしつこい。茶髪のサーファーのような日本人が勧誘している店が多いが、彼らは一度相手すると、ずっと話しかけてきて嫌になる。こちらが店に入ろうと思っても勧誘がいるとそれだけで入る気が失せてしまう。しかも、店に入る度に新婚旅行と間違えられるから始末が悪い。Cairnsでは貧乏旅行だとすぐにばれてしまったのだが、ここでは何故か新婚旅行だと思われてしまう。
1度店に入ると、買うまでは絶対に話さないぞとばかりに必死に話しかけて引き留めようとする。これでは店を見ていても十分楽しめない。これだけ勧誘しないと駄目になるほど競争が激しいのだろう。

韓国語だらけの店なら、日本人だと悟られずにすむかと思って入ってみるが、入って瞬間「いらっしゃいませ。」の声。さっと見て、すぐに店を出る。

夕食

ほとんどの店を見たが、何も買わずに宿へ戻る。夕食の後にCaravan park内にあるSpaへ入ろうと急いで用意を始める。マーボ豆腐をつくろうと準備を始めるが、ネギがない。急いで買いに行く。その間に彼女に他の料理をつくってもらう。夕方過ぎなのでAustralian Fairも大半の店が閉まっており、ネギは手に入れることができなかったので、代わりに玉ねぎを買い求めて帰る。
急いで料理をつくり、食べる。なかなかおいしくつくることができた。

楽しみにしていたSpaへ行く。子供が4人入っていて沈んで遊んでいる。水が心持ちヌルッとしていて水もぬるい。期待はずれだ。さっと上がりシャワーへ行く。
彼女がシャワーを浴びに行く途中、メガネのねじを落とす。2mmほどの小さなネジなので、真っ暗なところに落ちてしまうともうどこにあるのか分からない。彼女は諦めて、そのままシャワーへ行く。本当は、新しいメガネを買って欲しいが、だからといって探してあげないのは可哀想だ。昼の罪償いに懐中電灯片手に地面を這い蹲って探す。幸運にもネジが見つかる。メガネを直して、シャワーから出てきた時に驚かした。彼女は喜んでいた。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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