大きなショッピングセンターへ行った日

50日目(4月17日)/Goldcoast→Taree

 朝、7時30分起床。荷物をささっと積み、Check outする。Goldcoastの残りの観光スポットを見てさらに南下する予定だ。
 Goldcoastの街並みを見ながら車を進める。これで、高層ホテルやインディカーレースのコースも見納めだ。
 最初に、街から少し離れたところにあるOasis shopping centreへ。Free car parkに入れると、生ゴミの臭いが立ちこめている。自動ドアから入ろうとすると何故か開かない。エレベーターは点検中だ。中を見る気をそがれてしまう。
 時刻は9時。開店の時間であるにもかかわらず、開いている店は半分もない。日本では考えられないことだ。だが、彼女はニュージーランドで働いていて、開店ぎりぎりに出社する同僚を見ているため、もう慣れてしまっているらしい。

Pacific fair

 店が開いていないため満足に見ることができない。興味をひかれたイルカや魚の綺麗なオブジェを展示しているギャラリーも開店前だ。これではどうしようもないということで次のPacific fairというshopping centreへ。彼女は以前来たときにも訪れた場所だ。

 「とても大きいShopping centreだよ。」という彼女の声を聞き、期待を膨らませて行く。車を停め進んでいくと、1つの街へ入っていく。全ての建物の外壁がピンクに塗装されており、綺麗だ。暖かで陽気なこの街にはお似合いの建物だ。

 Pacific fairは屋外型のMallとなっている。パンフレットによると、260店もあるそうだ。郊外にあるからこそこんなに大きなものができるのだろう。本当に Shopping centreというよりも、むしろ1つの新しい街という印象を受ける。
 お土産物屋が主体だが、それらに混ざって Coles, K-mart, Big-W, Target, Myer など定番の店もある。ドライフラワーの店などもある。たくさんの店がありながらも特に際だって目を引くような店はない。だが、これだけの店があれば、付近に長期滞在するには便利だろう。この付近は、郊外なので土地も安いだろうし、Aussieの保養地には良さそうだ。
 Mall全体が敷地の大きさに全く左右されていないため、とても大きい。全部の店を見るのは難しいのではないかというほどだ。Melbourneでも 300店のテナントが入った大きなShopping centreを見たが3階建てだったので、隅から隅まで歩くのにもそれほど苦労しなかった。

Pacific highwayづたいに東海岸を南下

 歩き疲れて車に戻る。Burlough beachというところで車を停める。先程までとは異なり、砂の中から岩肌が露出している。
 このBeachからはGoldcoastの高層ビル群が一望できる。すかさず写真を撮る。いい写真が撮れていることを祈る。
 再びPacific highwayに戻る。山道が連続する。しかもRoadworkが多く片側交互通行を強いられる。20分ほど待たされる場所すらある。東海岸はやはり人口集中地域なので、インフラの整備もOutbackに比べて盛んなのだろう。
 Rest areaで昼食をとる。川の側の公園だ。園路が整備されており、Lunch tableは綺麗だ。トイレもちゃんとついている。こちらは落書きが目立つが、それほど汚くはない。
 昼食を広げると、どこからともなく鳥がやってくる。くちばしが長い変わった鳥だ。食べ物を投げると飛びついてくる。ご飯はねばねばして食べにくいのか食べ慣れていないのか、1度食べると見向きもしない。だが肉にはさっと飛びつき、みんなで奪い合いになる。

 再び車を進める。Coffs Harbourという場所のあたりはバナナのプランテーションが多い。収穫したと見られるバナナに青色や銀色のシートが被されている。出荷する人出荷量を調整しているのではないかと彼女は推測しているが、バナナを追熟することなどできるのだろうか。もしできるとしたら何故スーパーに青色のままのバナナが積まれているのだろう。

 Tareeという街で宿探しをする。あたりはもう真っ暗だ。1件目にはCabinしか空きがない。2件目のMotelは$30だが、Kitchenがない。街から少し離れたTwilight caravan parkへ向かう。街の中央に架けられている橋を渡る。明かりがほとんどないため、橋を渡るのは怖い。街灯がないのはやむを得ないにしても、住宅の明かりすらほとんどないため本当に真っ暗だ。
 幸いにもTwilight caravan parkには、$22のOn site vanが空いていたので泊まることにする。ReceptionにいたのはHostの子供のようでまだ中学生くらいに見える。Signatureの欄に可愛らしいサインをしていた。
 荷物を運び入れる。部屋にはTV, Heaterがついている。こんなに安い宿なら長期滞在向きだ。ここで車を売ってもよいのではとすら思ってしまう。明日はいよいよSydneyだ。車を売らねばならない。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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