車がもう少しで売れそうだった日

57日目(4月24日)/Sydney

朝9時、宿を出る。いつも通っている29号線を進む。滞在期間が長くなってきたので少しだけ道を覚え始めた。車の調子が良くない。いつもならアッという間に上ってしまう急な坂道も勢いをつけて上らないと息切れしそうになる。早く車を売ってしまいたい。

9時40分、Car marketに到着。昨日と同じ場所に停めようと思ったら、既に車が来ており、よい場所を探しにぐるぐる回っていたら係のおじさんに端のあまり目立たない場所へ誘導されてしまう。
午前中は持参した日本語の本を読んで過ごす。午後から、よりよいスペースが空いたので車を移動し、ひたすら待ち続ける。

2時30分過ぎ、サングラスをかけた男の人が、我々の車をじっと見ながら通り過ぎる。もう1度戻ってきたかと思うと今度は車の中まで細かく見始める。せっかくだから声をかけてアピールする。「シートに座ってみても良いか。」と聞くのでうなずく。内装を見た後、Pink slipに書かれている修理箇所を1つ1つチェックしていく。全て直してあるので問題ないと説明する。
試乗したいというので、我々も一緒に乗り込み、外へ出る。最初このままどこか遠くへ連れて行かれて悪党が出てきて身ぐるみ剥がされたらどうしようかと心配したが、彼はこの辺りの地理に詳しいらしく、何の指示もしなくてもぐるっと1周して元へ戻ってきた。
彼の名前はJustin、これからNorthern Territoryへ旅行をするために車を探しているAussieだという。

契約成立

駐車場の前で、「いくらまで値切ることができる。」と聞くので、「$2200位。」と言うと、「この車じゃ$1700 in cash程度かな。」と言う。さらに、「どうだ。」と強い調子で言われたので怯んで"Yes"と言ってしまう。彼は手を差し出してきたので握手する。契約成立だ。「今日はずっとここにいるんだね。銀行へ行って金を降ろしてくる。」と言う言葉を残し去っていった。
時刻は3時、こんなにも早く売れてしまって良いのだろうかと考えながら、時間が過ぎるのを待つ。だが、4時になっても5時になってもJustinは現れない。

契約者、現れず

銀行が閉まる5時30分になったが彼は現れない。保険屋さんは6時30分までいて名義変更の手続きをしてくれると言うのでそれまで待ってみるが、彼は戻ってこない。残念ながら今日は家に帰ることにする。

結局Chatswoodで買い物

再びChatswoodへ戻って買い物をする。車が売れたときのことを考えて、宿の近くでは買えないニジマスなどを買う。
宿に帰ると8時を過ぎている。9時までに食べ始めるという意気込みでご飯をつくる。ニジマスは焼いて食べることにする。さすがにおいしい。

魚を食べていると、SusanがSouth SydneyにFish marketよりも安くて新鮮な魚屋街があるという。地図を広げて場所を教えてもらう。かなり遠い場所にあるがSouth SydneyのBietnamiies townでは魚以外にも野菜なども売られているそうだ。1度是非訪れてみたい。「行くときにはCooler boxがいるよ。」と教えてくれた。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

ホームへ戻る