ドライフラワー屋巡りをした日

46日目(4月13日)/Brisbane

スローペースで用意し、9時30分頃Caravan parkを出発。最初に彼女がBrisbaneでの楽しみの1つと考えているドライフラワーの店を回る。Melbourneで買ったオーストラリアのドライフラワーの本にBrisbaneのドライフラワー屋の広告がいくつか載っていたので、それを元に回る。

最初の店はわりとすんなり見つかったがそれほど大きな店ではない。日本の一般的な花屋程度の規模だ。

チャイナタウン

China townへ行く。China townはオーストラリアの中にありながらもどこか妖しい雰囲気が漂っており、見つける度に立ち寄ってしまう。

まず車で流し、周囲の様子を把握する。BMWのCar dealerの横に車を停め、少し歩いてChina townまで向かう。

まず目に入ったインド料理食材店へ入る。入ると同時にカレーの匂いが漂う。見たことがないような粉末やペーストがたくさん並んでいる。黄色や赤のものそして白い粉も売られいてる。このうちのいくつかを混ぜて好みのカレーを作るのだろうが、我々にはどれが何なのかさっぱり分からない。
おもしろかったのは、インドの女の人がおでこの真ん中に付ける赤い塗料が売られていたことだ。まるで白髪染めのように微妙に色調の違う赤い色が箱に印刷されている。珍しいものを見た。気分や好みによって色を変えるのだろうか。
他にもナンを焼く道具なども売られており、興味深い。とても貴重な体験をすることができた。

次は、魚屋。やはりアジア人は魚を食べるからか売っている魚の種類が多い。そして値段も安い。$8.95/kgで鮫の肉が売られているがどのように調理するのだろう。

外では、マーケットをしている。地面の上にシートを敷き、そのうえに所狭しと商品を並べている。奇妙な模様が入ったレンズがついたサングラス、手作りのガラスの器、玉ねぎの皮の色をしたT-shirts等色々だ。中国の古銭も売っている。多分偽物だろう。しばらく進むと、目の前に朱塗りの柱が目に入る。中国らしい門だ。ここがChina townの中心なのだろう。

ブリスベンのチャイナタウン

その回りにとてもたくさんの人がいる。何があるのかと思ったら、今日がタイの旧正月なのだそうだ。そのお祝いでたくさんの露店が並んでいる。餅のような食べ物が多い。お祝いだからだろうか。食べたいと思ったがまだ昼御飯には早い。
間もなく、オレンジ色の袈裟を着たお坊さんを見つける。そうかと思うと、金色の阿弥陀様がトラックで運ばれてきた。大型なので扱う人も大変そうだ。

人の群を通り過ぎたところで肉屋を見つける。鶏肉の丸焼きが吊り下げられていた。China townでは珍しいことではないのだが、ここのものは頭を切らずに焼いてあるので目までがどこにあるかわかり、ちょっと気持ち悪い。
ようやく、China townの終点というところまで来て上を見上げると、何と通り名までが漢字と英語の併記となっている。
とても楽しむことができた。いままでのChina townの中で最も中国らしい街だった。

ドライフラワー屋

続いてTown centreへ行こうと車を移動するが、あいにく車を停める場所が見つからないので、昼食後、また戻ってくることにしてドライフラワーの店へ行くことにする。雑誌の広告から推察するに今度のドライフラワー屋は大きそうだ。名前もAustralian dried flower wholesaleというだけあってかなり期待できそうだ。
郊外まで出て店を見つける。工場のような大きな建物が1つ丸ごとドライフラワーの店となっている。店というよりも倉庫のようだ。あまりにも大きいので圧倒される。さすが、卸売りがメインの店だ。
品揃えも多い。花だけではなくバスケットやポット、リースなどが整然と並べられている。値段も書かれているが、全てWholesale用の値段で一般客はこれに加えてTaxを払わねばならないようだ。

ここではほとんど毎日アレンジ教室が開かれていてそこで利用されるキットも材料費+$5で売ってくれることになっている。作業台の上にはグルーガンが置かれている。

Mail orderで日本から買うことができないか店員に聞く。担当の人が詳しく教えてくれるというのでその人を待つが、接客中でなかなか来てくれない。30分ほど待ってやっとその人に説明してもらうが、結局、最初に聞いた人も途中で加わり、その人が主に教えてくれる。Mail orderは購入量にもよるので他の人に聞かないと何とも言えないという返事だ。そして花と材料の値段表をもらう。彼女がさらに何か聞きたそうなので通訳してあげることにする。日本へのMail orderについて聞くが、検疫の問題がありかなり難しいようだ。実際ここでも日本への輸出を考えているが、先日もInspectionの人が来て厳しい検査をしていったそうだ。だが、やはり詳細は別の人に聞かないと分からないそうだ。その担当は今日はいないということなので、その人の名前だけを聞き後にする。

ブリスベンの中心部

昼食後、Town centreへ向かう。今度もまた、車を停めるのに苦労するが、高層ビルの前で運良く駐車スペースを見つける。
さすがに大きな街なのでビルが多い。確か、BrisbaneはAdelaideよりも大きな街だと記憶している。実際街の規模も大きく、人口が多いというのは分かるが、何故ここにこんなに人が住んでいるのだろう。そしてここに住んでいる人は何をして生計を立てているのだろう。大きな産業があるわけでもないだろうし、不思議だ。
だが、活力のある街のようで、古い建物に混ざって新しい建物がたくさん建っている。しかも高層建築が多い。
Shopping mallへ入る。中は吹き抜けになっており地下もある。その地下で、日本食の店を発見し、入る。中には日本食品に混ざって女性週刊誌が陳列されており、日本の番組のビデオが流れている。日本を離れてもう10ヶ月だ。日本のコマーシャルの何というかイメージ先行的な、凝った作りが妙におかしい。こちらでは安い安いの連発のCMばかりだったので、思わず吹き出しそうになる。いつの間にか太ってしまった芸能人や髪が伸びた芸能人がテレビの中で喋っている。思ったよりも日本は変わっている。カルチャーショックだ。
外へ出てウインドウショッピングをする。洋服も秋、冬物が多い。この辺りも寒くなるのだろうか。

夕食

宿へ帰り、買い物へ行く。今日の夕食はガーリックブレッドとチキンナゲット、そしてメインは鶏肉とキャベツの味噌炒め。なかなかうまくつくることができた。
夜、明日からのGoldcoastでの宿を決めるためにガイドブックやCaravan park guideを見る。たくさんのCaravan parkがあるが町外れのMiami caravan parkという所を第一候補と決める。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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