Sydney到着の日

51日目(4月18日)/Taree→New Castle→Sydney

Sydneyへ向けてひたすら車を進める。もうここからSydneyまではわずか320kmだ。Sydneyに入る前にNew castleへ行く。

New castle

New castleは日本にいたときに彼女と仲良しだったJennieの実家がある場所だ。Sydney, Melbourne, Brisbane, Adelaide, Perthなどの州都以外ではオーストラリア最大の街だ。最大といいながらも人口約40万だからいかにこの国の人が都市に集中しているかがよく分かる。
町中はさすがに賑わっている。日本の地方都市に通じるものがある。中心部にはそれなりにビルが並んでいて、アーケードの下にはたくさんの人が歩いている。
Jennieの実家を探そうということになるがさすがに、地図なしでは辛い。住宅街に迷い込んだが見つかるはずもない。

シドニーへ

昼食をとりNew castleを離れる。ここからはSydneyへ向かうのみだ。Highwayも次第に幅員が広くなる。岩盤を削って造られた高速道路を通り抜ける。両面に垂直な岩肌が露出した道路は、ゲームセンターのカーレースを連想させる。今までは岩があれば避けていくという余裕のある道造りしか見ていなかったので、道路の圧倒的な景観にしばし見とれてしまう。そうかと思えば、これまで見なかったような大河や大きな橋が続く。乾いたこの大陸にあって大河は珍しい。
さすがに交通量が増え始める。車線数もやたらと増える。だが、不思議と旅の終着点につくという実感は全くない。これからも毎日毎日延々と走り続けるような気がしてならない。などといろいろなことを考えていたらあっという間にSydneyに到着。

シドニー到着・宿探し

まず宿探しから始めなければならない。ガイドブック片手に、電話や直接訪問でいくつか当たってみるが、さすがに宿は見つからない。到着直後を思い出す。 Caravan parkも信じられないほどの値段だ。しかも、当然だがCaravan parkは街から離れたところにしかない。大概30km以上離れたところにあるものばかりだ。その中で空港近くに1件のCaravan parkが1件あるのを知り、Sydneyの南はずれまで行き、直接訪問を試みるが、やはり空室はない。
車を買ったDealerの近くにあるMotelへも行くが$100/泊もするというので諦める。Sydney市内を宿探しに南へ北へ動き回るがさすがにどこも満室か空室があっても泊まれるような値段ではない。
あたりもすっかり暗くなり途方に暮れた頃、ガイドブックで見つけた宿に電話すると空室があるとのこと。但しどこにあるのかさっぱり分からないので道順を聞く。迷うだろうから多分遅くなると告げ、地図から推測してその方向に向かう。North Sydneyのさらに北、Ku-Ring-Gai national park近くのTurramurraという所だ。

宿は個人宅

8時過ぎに何とか目的の通りに着く。宿というのは実は全く個人の家で親日家の人が一部屋提供しているだけとのこと。Kitchenや風呂、シャワーも共同だ。全くのホームスティと考えて良いだろう。Hostは、AllenとSusanそして彼らの息子のHarveyだ。
家は、傾斜地に建てられており、1階が1部屋で大きなリビング。全てが木のフローリングでカントリー雑貨が似合いそうな部屋だ。階下に数部屋のベッドルームがありその中の1つが我々の部屋となる。
家は日本と同じく土足禁止で、靴を脱いで入ることになっている。フランスでは多くの人が家では靴を脱ぐという。だが、日本のようにトイレなどでもいちいちスリッパを履き替えたりしない。若干考え方が異なるようだ。
全ての荷物を何とか部屋まで運び入れようやく一服する。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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