車を手に入れた日

3日目(3月1日)/Sydney

午後から車を取りに行くので午前中のみ観光の日と決める。
宿を出て、Palmer st.を下ってHyde parkの方へ歩き始める。通勤ラッシュで車が道に溢れている。

シドニーの道路

シドニーの中心部を散策

Macquarie st.の方へ足を進めると、右手に造幣局、ハーブの博物館が見える。シドニーらしく古い建物だ。さらに隣は、州議事堂になっている。
Martin placeへ行こうとすると、たくさんの人が地下街から出て来る。思わず、吸い寄せられるようにそちらの方向へ行く。
中には、地下鉄の駅があり、地下街が続いている。さすが大都会。
地上へ戻り、Pitt st.へ。若者で賑わう通りといった印象を受けた。
ガイドブックに載っていたDavid Jonesというデパートへ行く。大理石が立派と書いてあったけど、それほどではなかった。地下は、日本のデパートと同様食品街になっていて、色々なものが売られていた。ニュージーランドにはデパートなるものがなかったのでとても新鮮。魚もたくさん売られていたのには驚いた。パックの刺身が当然のように売られていた。
再び地上に戻り、Pitt mallの本屋へ。旅に出る前に地図をと思い、色々検討する。いくつか候補が出たが、いまいち絞りきれない。また、機会を改めて検討することにする。

シドニーのモノレール

街のど真ん中を走るモノレールに乗る。

シドニーのモノレール

景観を壊すとかということで、地元の人には不人気のようだ。ガイドブックによると、このモノレールの建設の是非を巡って政権交代まで起こったそうだ。確かに、19世紀の建築物が建ち並ぶ町並みに突然、未来都市のようなモノレールが頭の上を通り過ぎていく光景は、異様でもある。けれど、せっかく観光にきたのだからと、乗ることにする。
トークンを買い、15分1周のモノレールに乗車。市内の主要な観光地を回ってくれるので観光にはとても便利かもしれない。
ダーリングハーバー、チャイナタウンなどを高い視点から見ることができる。ビルの横すれすれを通り過ぎたり、時にはビルの中に入ったりと未来の乗り物を実感させる演出が施されている。その一方で工事中のビル、汚い川など大都会のいい部分と悪い部分、古い部分と新しい部分を目の当たりにした。とにもかくにもSydneyは大都会としての資質を持っているようだ。

Queen's victoria building shopping centre

世界一美しいショッピングセンターの内観

Queen's victoria building shopping centreは、世界一美しいショッピングセンターと絶賛される建物だけあってとても美しい。19世紀後半に建てられ、マーケットとして使われていたそうだが、1984 年に大改装され、現在のようなデパートとなったそうだ。階段の手すり、ステンドグラス等のディテールもさることながら、全体的な雰囲気がとても美しい。デパートというよりもお城の中のような雰囲気がある。
オーストラリア人の仕事らしく、床が多少歪んでいたが、とにかく美しい。仕掛け人形入りのベンジャミンホールの時計、Green stoneでできた中国王室の姫が乗る馬車、エリザベス女王の直筆の手紙など色々なものが置かれていた。本物ではないだろうが、エリザベス女王の王冠、王室の権威の象徴とされる金色の杖等も陳列されていた。

車をGET

昼食をとり、念願の車を取りに行く。

ラウンドに使用する車

前回担当してくれた、Enzoがいなくて、ポリネシア系の人が応対してくれる。
Registrationを6ヶ月分つけたので合計$3400になる。お金を払い、一通りの書類を貰う。
ミラーをつけてくれと頼んであったのに付いていなかったのでそのことを頼むと、$35かかると言われたが、ないと困ると思ったのでつけてもらう。後で思えば、$35はいくら何でも高すぎるような気がする。
様子を見ていると、他の車のミラーをはずし持ってきて、あっと言う間に取り付けてしまった。よくよく見てみると、とても小さくて使いものになりそうにない。存した気分だったが後の祭り。
トランクを開けると、スペアタイヤとジャッキがない。「忘れていたので、悪いが後で取りに来て欲しい。」と言うので、取りに戻ることにする。
早く乗ってみたかったこともあったのですぐ、その場を離れる。
修理を要請した箇所を調べる。スパークプラグを換えてない他は問題ない。このスパークプラグが後で大問題になるとは、この時全く気づかなかった。
ガソリンが全然入っていなかったのでガソリンスタンドへ。キーをひねりタンクを開けてみると、タンクの蓋がない。このままでは危なすぎる。とりあえず給油して、他の場所もチェック。後ろのドアがロックしにくい、フロントガラスにひびが入っているなど次々と問題が見つかり始める。なぜ昨日見つけられなかったのだろうか。水温計の温度も異様に高い。暑いオーストラリアをまわることができるのだろうか。とても不安になる。
よい材料は、ブレーキが利く、エンジンが元気ということだろうか。このエンジンでさえもおかしくなるとは、この時予想もしなかった。

自動車保険の手続き

まず保険に入らなければならないので保険屋を捜し回る。町中にはありそうもないので、郊外へ出る。Bus mapしか持っていなかったのに走り回っていたので迷う。やっと中心部に戻ると、時刻はもう4時30分。
駐車場を探し、車を停めるともう5時少し前。結局保険屋ももう閉まっているのではと言うことで、早く車を出そうと駐車場に戻る。時間を2、3分過ぎていただけなのに、規定の料金を取られむっとする。日本ならばまけてくれるのに。
諦めて、夕食の材料を買いに、Kings Crossへ。やはり、繁華街だけあって怪しい人が多い。呼び込みもたくさんいる。彼女を連れてこなくてよかった。
出かけている間に彼女がGIO(保険屋)に電話してくれていて、月曜日にMartin placeの本社に来て手続きをして欲しいとのこと。結局、週末は車が使えないので、向こう2日間もSydneyで歩いて観光ということになる。F1グランプリまでにMelbourneに着けるだろうか。$40の宿泊費も負担なので早くSydneyを出たい。気ばかりが焦る。

勉強が苦手なボクの英語日記 ワーホリを終えて

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